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【2023年最新】MacでRubyをインストールする手順をご紹介!M1チップ対応

Mac


今回はMacでターミナルからRubyインストールする方法をご説明していきます。


プログラミング初心者は特に環境構築に苦戦される方が多いです。
この記事を読んで苦戦することなく、Rubyの環境構築を済ませましょう。

Rubyをインストールする手順


まずはざっと、インストールする手順をご説明していきます。

手順としましては…


このような流れになります。
環境にもよりますが、全てを通して大体20分くらいで終わるかと思いますので、サッと進めていきましょう!

1:Homebrewのインストール

まずは『ターミナル』を開きましょう。

ターミナル


『Homebrew』のインストールから始めますが、まずは『Homebrew』がインストールされていないことを確認しましょう。


以下のコマンドを入力してエンターを押すと確認できますので、コピペしてください。

brew -v

Homebrew


確認すると『command not found:brewと表示されたかと思います。
その場合はインストール作業に移りましょう。


もしも『Homebrew X.X.X』(『X』は数字が入ります)と表示されている場合は、すでにインストールされていますので、次の『2:rbenvのインストールと設定』に移りましょう。


では早速『Homebrew』のインストール作業に入るのですが、実は別の記事でこちらは説明をしています。



『Homebrew』は、MacBookの『M1チップ内蔵』のものだと、そのままだとインストールできない問題があります。
そのトラブルをどう対処するかが書かれていますので、もしもM1チップ内蔵のものであれば、上記記事をご覧ください。


この記事ではM1チップ以外、もしくはすでに対処済みを前提でざっと説明していきます。


まず初めに下記コードをコピーして入力してください。

/bin/bash -c “$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)”

参照:macOS(またはLinux)用パッケージマネージャー — Homebrew


エンターキーを押して少し経つと、再度エンターキーを押すことを求められるのでエンターキーを押します。

その後、パスワードの入力を求められます。

Homebrew

パスワードは使用しているPCにログインする時のパスワードです。


押しても何も反応はありませんが、ちゃんと入力されているので入力し終えたらエンターを押しましょう。

その後、数分でHomebrewのインストールは完了します。
下記のような画面が出ていたら完了です。

Homebrew


再度『brew -v』を入力し、インストールされていることを確認しましょう。

Homebrew


無事インストールされているので完了です。

2:Homebrewでrbenvをインストール、設定


続いて、『rbenv』のインストールに入ります。


rbenvとは、Rubyのバージョン管理ツールです。
プロジェクトごとにRubyのバージョンを切り替えないといけない場合に必要になるので、インストールしていなければならないツールになります。


こちらもHomebrew同様、まだインストールされていないことを確認しましょう。

rbenv -v

rbenv



先ほど同様、『command not foundr:benv』と表示されていたらまだインストールされていませんので、このままインストールに移りましょう。


Rbenvのインストールはとても単純です。
まず、下記コードを入力し、エンターを押してください。

brew install rbenv ruby-build


rbenv


インストールが始まりますので、しばらく待ちます。

rbenv


上記のような画像が表示されたらインストール完了です!

再度『rbenv -v』でインストールされているかを確認しましょう。

rbenv


『rbenv 1.2.0』と表示されているので、しっかりインストールされていますね!


次にRubyのインストールに入るのですが、その前にrbenvの設定を行いましょう。

echo $SHELL


上記コマンドを入力し、エンターを押してください。
実行結果で入力するコマンドが変わりますので、ご自分に合わせた設定方法に続いてください。

『/bin/bash』の場合

echo ‘eval “$(rbenv init -)”’ >> ~/.bash_profile

エンター

source ~/.zshrc

エンター

『/bin/zsh』の場合

echo ‘eval “$(rbenv init -)”’ >> ~/.zshrc

エンター

source ~/.zshrc

エンター


これらは実行しても特に反応はありませんが、設定はちゃんとされていますので下記画像のような画面が出たらOKです。

rbenv

3:rbenvを使用してRubyをインストール、設定


最後にRubyのインストールを行なっていきます。


rbenbを用いてインストールしていくのですが、前述したようにrbenvはRubyの複数バージョンを管理することができます。

rbenv install —list


と入力すると、rbenvでインストールできるいくつかのバージョンが確認できます。


今回(2022年2月現在)は『Ruby 3.1.0』をインストールしていきます。


インストールはとても簡単です。
下記コマンドを入力し、エンターを押してください。

rbenv install 3.1.0

Rubyインストール


すると、画像のようにインストールが始まります。


インストールはそこそこ時間がかかります。
僕は環境のいい場所でしたのですが、大体10〜15分ほどかかったかと思います。

Rubyインストール


インストールが終わりましたら以下のコマンドを入力してください。

rbenv versions


インストールされているRubyのバージョンが確認できます。
その中に『ruby 3.1.0』と出ていたら完了です。

Rubyインストール


最後に、『Ruby 3.1.0』を使用する設定をしておきます。

rbenv global 3.1.0


上記コマンドを入力してエンターを押してください。
これで設定は完了です!

Ruby設定

4:エディターで確認してみる


では実際にエディターで動くところを確認してみましょう。
使用するエディターは『Visual Studio code』、通称『VScode』です。


流石に『Hello!World!』はプログラミング入門で常識すぎてなんだかなぁ…って感じなので、ちょっと対抗?して軽い自己紹介文にしてみました。
ちなみにプロゲートなどの学習サービスで最初の方に出てくるような内容です。

VScode


コードを入力し終えたら『ターミナル』『新しいターミナル』を開いて実行してみましょう。

VScode

VScode


ちゃんと実行できてますね。

ちなみにVScodeの設定状況によっては上記の『ターミナル』『新しいターミナル』は英語表記されています。


あとは拡張機能のひとつである『Code Runner』はインストールしておくといいかもしれません。

CodeRunner


Rubyだけではなく、様々な言語に対応しており、コードを簡単に実行できる拡張機能です。


正直Code Runnerの方が簡単で実行しやすいのでこちらをおすすめします。

【まとめ】終わりに…


Rubyのインストールは無事完了しましたか?


再度手順の確認として、

1:Homebrewのインストール

2:Homebrewでrbenvをインストール、設定

3:rbenvを使用してRubyをインストール、設定


の3ステップになります。
環境構築の中でも簡単な方かと思います。


これからたくさんRubyのオリジナルプログラムを実行していきましょう!


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ABOUT US
ちきんまさ
本職で住宅会社のブランディング・クリエイティブデザインをしながら、兼業でWebデザイン・クリエイティブデザイン全般・ロゴ作成など取り組んでいます。 行政書士や宅地建物取引士も合格、経験済みで兼業視野。 とにかく自分がやりたいことはやらずにはいられない好奇心を叶え続けるべく、常に学び、行動することを続けています。