SEOとは、Search Engine Optimization (サーチエンジンオプティマイゼーション)の略称で、直訳すると『検索エンジンの最適化』という意味です。
自分のWebサイトがどうすれば検索エンジンに評価され、検索表示の上位に位置づけできるのか?
僕やこの記事を見て学ぼうとされている皆さんには確実に知っておかないといけない知識ですよね?
そんなSEOの知識を学んでいると、『ホワイトハットSEO』や『ブラックハットSEO』というものを聞いたことがありますか?
今回は2つのSEOの種類のうち、あまり聞き慣れない『ブラックハットSEO』の方を解説していきます。
この記事を読むことによって、SEOの正しい知識が身につき、実はGoogleのAIから低評価を受けてしまうやってはいけないことを知ることにより、自分のサイトや自分のクライアントのサイトのSEOをより強化できます。
数分で読み終わり、覚えられる知識になるので是非覚えましょう。
目次
SEOのおさらい
簡単にSEOのおさらいをしていきます。
SEOとは冒頭でも書いた通り、Search Engine Optimization (サーチエンジンオプティマイゼーション)の略称で、『検索エンジンの最適化』という意味です。
検索された際に多くの人にアクセスされるのは、やはり上位に表示されたページです。
検索の上位に表示されるために、アルゴリズムに評価されなければいけません。
そのためにはユーザーにとって価値のある、質のいいサイトを作らなければいけません。
価値のあり、質のいいサイトにして検索エンジンに上位表示させる施策を一般的にSEO施策と言います。
検索エンジンの種類としては、誰もが使用した経験があるであろう『Google』や『Yahoo』などがあるほかに、『Bing』や、今では知らない人も多いが『livedoor』もGoogleを採用して検索エンジンを提供していました。
ちなみに日本での検索エンジンの使用比率はGoogleとYahooで8割以上と言われています。
しかもYahooは2000年頃から検索順位を決定するための技術としてGoogleと同じものを使用しています。
ですので、Googleのアルゴリズムを理解し、SEO対策を行えれば多くの人から見ていただけるページになります。
2つのSEO
そんなSEOの中にも2つの手法があります。
それが今回の議題である『ホワイトハットSEO』と『ブラックハットSEO』です。
SEOと一言に言っても、この2つは施策内容がまったく異なります。
この『ホワイトハットSEO』と『ブラックハットSEO』をきちんと理解して、正しいSEOを行えるようにならないと、検索エンジン上位になるために思いもよらなかった罠に引っかかるかもしれません。
ホワイトハットSEOとブラックハットSEOとは?
Googleでは『Webマスター向けガイドライン』という、Webサイトに関するガイドラインを公式に発表しています。
ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン) | Google 検索セントラル | Google Developers
このガイドラインでは、Googleが推奨している内容、そして逆に禁止していることがまとめられています。
Webサイトを扱うのであれば必ず目を通しておくべきでしょう。
このガイドラインに則ったSEO施策のことを『ホワイトハットSEO』、違反した内容のSEO施策のことを『ブラックハットSEO』と言います。
ブラックハットSEO
それでは、今回のメイン議題である『ブラックハットSEO』を学んでいきましょう。
検索エンジンが日常的に使用されるようになってSEOの重要性は非常に高くなりました。
大きな利点として、莫大な広告費用を費やせずともマーケティングに成功することができるからです。
もちろん、見ていただくことがゴールではありませんから、その成功を結果として勝ち取るためには、間違いなくユーザーにとって価値のあるサイトでなければいけないはずで、今の検索エンジンの考え方がまさしくそれです。
しかし、当時の検索エンジン技術の脆弱性を狙い、とにかく上位にいくことを目的としたユーザーに価値のないサイトが上位表示しだしたことにより、SEOと言えばブラックハットSEOが当たり前のことのようになってしまいました。
そんなブラックハットSEOを生業とする業者も次々と現れるほど、今のSEOの形とはかけ離れていました。
しかし、そんなユーザーに価値のないネット無法地帯も長く続きませんでした。
ユーザーの満足度を下げるサイトばかりが表示されることは、Googleとしてもあってはならないことだからです。
GoogleはブラックハットSEOの取り締まりを強化し、非常に重いペナルティを課すようになりました。
順位が大幅に下がるほか、あまりにひどいものにはインデックスから完全に削除、つまり表示されないようにしてしまいました。
そして現在、スパム対策はより一層進化し続け、ブラックハットSEOは必ずバレてしまうほどの技術にまで発展しました。
自分のサイトが順位を大幅に下げてしまう、または表示すらされなくなってしまうことにならないために、下記のスパム行為は必ず避けるようにしましょう。
ブラックハットSEOの種類
ブラックハットSEO | 説明 |
不正な外部リンク | 特定のキーワードの順位を上げるため、故意に外部リンクを獲得する施策。他ユーザーが自然にしてくれたリンクは問題ありませんが、順位を上げるためだけの、またSEO業者などの不自然なリンクはブラックハットとしてマイナス評価されます。 |
不正なリダイレクト | ユーザーが意図しているページとは全く異なるページに転送するようなリダイレクトです。検索上位になるように作ったページから不正に転送する手法が主で、ユーザーにとってはストレスや不快でしかありません。 |
誘導目的のページ | 誘導目的のページ・特定のページへ誘導を促すためだけに作られたページ。上位表示したいキーワードだけ盛り込んで、ユーザーに価値のないページ |
隠しテキストやリンク | キーワードを大量に含ませるために背景色と同じ文字色でテキストやリンクを隠す行為。一見上手いやり方のようですが、完全なスパム行為でバレますのでしないことをオススメします。 |
無断でコンテンツの複製 | 他のWebサイトのコンテンツなどを無断で複製したり、ユーザーにとって新たな価値のある情報ではなく、すでにありふれた情報だけでまとめたオリジナル性の低いコンテンツ。ですが、ネットには大量の情報がある中で、同じような情報も出てくるでしょう。どれだけオリジナルの価値のある情報を届けるかを日々考えないといけませんね。 |
スニペットの不正 | 検索結果に出てくるスニペット(metaタグdescription部分)に、本来の内容とは異なる内容を表示し、ユーザーにを迷わせてしまう不正行為。meta:descriptionを設定する際はページの内容と合った文章にしなければいけません。 |
終わりに…
今回は2つのSEOのうち『ブラックハットSEO』、つまり禁止されている行為の方を解説しました。
この記事を見られている勉強熱心な方はすでにご存知かもしれませんが、2つのSEOのうちの『ホワイトハットSEO』の考え方も解説しています。
【SEOの知識】ホワイトハットSEOとブラックハットSEOとは?ホワイトハットSEO編
しっかり勉強してユーザーにとって素晴らしいコンテンツになるようなWebページを制作していきましょう!
また、僕の記事では、SEOの知識や実践方法をご紹介しています。
この記事を読まれている方はきっと、SEOを学び、それを実践に活かし成果を出したいとの思いで検索し、この記事に辿り着いたことでしょう。
SEOの学習方法は様々なものがあります。ご興味ありましたら是非、下記記事をご覧ください。
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